【楽譜紹介】エトピリカ(フルートソロ)
皆さんこんにちは。
今日は新譜のご紹介です!本日(8/3)発売となるのは
エトピリカ(フルートソロ)
先日のヴァイオリンソロに引き続き、フルートソロでも登場です!
オリジナルであるヴァイオリンでの演奏はもちろんですが、伸びやかで美しい旋律はフルートにもピッタリだと思います♪
と、ここで。エトピリカ、実は日本では北海道の一部にのみ生息する海鳥の名前だったって、知ってましたか?
恥ずかしながら私は全く知らず…(造語か何かかと思っていました…汗)、去年千葉へ旅行に行った際に訪れた鴨川シーワールドで飼育されており、そこで初めて「エトピリカって鳥の名前だったんだ!」と知りました。
アイヌ語で「くちばし(etu エト)が美しい(pirka ピリカ)鳥」という意味があるそうで、その名の通り、くちばしの鮮やかなオレンジの美しさ、そして水中をまるで空を飛ぶかのように力強く泳ぐ、生き生きとした姿に心を奪われたのを覚えています。
↑鴨川シーワールドのエトピリカ。かわE~~~
そんなエトピリカのことが、作曲者の葉加瀬さんは子どもの頃から大好きだったそうで、2014年にリリースされた自身のオリジナルアルバムの発売記念として、「エトピリカと一緒に曲を弾きたい」「子どもたちと触れ合いたい」と自ら企画を提案し、葛西臨海水族園にてイベントを開催。その際に
「ピエロみたいな顔が好きで、すごく印象に残っていました。この曲にまだタイトルが付いていない時に、ふと“エトピリカ”のことを思い出して、『空を飛んでいきたい』『大空を目指す』という感じがぴったりだなと思ってタイトルに付けました」
「顔がとにかくかわいくて、不器用にも見えるけど気高い感じもするんです。10歳の頃からの僕のヒーローのような存在」
と曲にまつわるエピソードとともにエトピリカへの熱い想いも明かしています。
そしてそんな自身の体験を踏まえ、最後に集まった子供たちへ向けて「みんなも今好きなことを覚えて、大人になったときに思い出すと、何か楽しいことが起こると思うよ」と温かいメッセージをプレゼント。
こうして曲に込められた意味やバックボーンを知ると、なんだかその曲に対して愛着といいますか、特別な想いが湧いてきますよね♪
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いかがでしたでしょうか。
先週に引き続きの「エトピリカ」でしたが、フルートとヴァイオリンでまた違った良さがあると思いますし、ヒーリング系の優しい、そして誰もが一度は聴いたことのある名曲だと思いますので、レパートリーとして1つ持っておくと何かと重宝すると思いますよ^^
それでは本日もありがとうございました。