【楽譜紹介】燦燦(サックス4重奏)

 

皆さんこんにちは。

 

今日は新譜のご紹介です!

 

本日(9/12)発売となるのは

 

 

燦燦(サックス4重奏)

 楽譜はコチラから

 

 

お待たせしました!待望のサックス4重奏が登場です!

かねてよりご要望があった編成でもあるサックス4重奏。スタンダードな編成のわりにモリスではお取り扱いがなく、このあたりのラインアップを充実させていきたいな、とは思っていたのですがなかなか準備が整わず、やっと発売となりました!ウレシイ!!

 テナーとバリトンの二重奏から始まり、少しずつパートが重なり合いながら次第に熱を帯びていく広がりのあるアレンジで、サックスカルテットならではの煌びやかで重厚な響きを存分に感じられるのではないかと思います。

 

 

今回のアレンジのポイントは3つ!

 

・技巧的なことは一切していないのにとにかく映える!

・正統派でクラシカルな雰囲気でのアレンジ!

・各パートにオイシイポイント有り〼

 

 

まず1つ目の「技巧的なことは一切していないのにとにかく映える!」
これはまさしくグリーンラインの特徴でもあるのですが、実は難しい動きやリズムはなくとも、音の重ね方やフレーズの入れ方である程度“聴き映え”というものは作れたりするのです。
例えば音の入る位置を少しずらしてみたり、短いブリッジ(フレーズとフレーズを繋ぐ合いの手のようなもの)を入れてみたりなど、ちょっとした工夫を各所に散りばめることで、難易度は高くないのにしっかり聴こえる「コスパの良い」アレンジに仕上がっています。

 

2つ目の「正統派でクラシカルな雰囲気でのアレンジ」ですが、まず何を持ってクラシカルなのかというと、ズバリ「音の重ね方」と「フレーズの入れ方」。これは1つ目のポイントとも被るところなのですが、特に今回のアレンジでは「フレーズの入れ方」というところにこだわってみました。


分かりやすく説明すると、例えばメロディーを担当する楽器が変わる時に、そのままスパッと変わるのではなく、意図的につなぎのフレーズを重ねています。そうすることで楽器の移り変わりが滑らかになり、自然な流れができるのでクラシック的な雰囲気が強くなるのです。
(逆にスパッとメロディーの楽器を変えるとメリハリがつくので、元気な印象になります。)

 

 そして最後の「各パートにオイシイポイント有り〼
これはそのままの意味ですが、今回のアレンジではソプラノ、アルト、テナー、それぞれにメロディーがあります!
よくあるのが「ソプラノはメロで楽しいけどそれ以外は伸ばしばっかでつまんない」というようなパターン。今回はそんな心配はご無用です。
そもそも「伸ばしばっかでつまんない」のは何の脈絡もなく音が書いてあるから。音にはほとんどの場合“その次に向かうべき音”があります。そういったことを考慮してアレンジされている曲は伸ばしでも自然とノれるもの。そしてモリスのアレンジでは全ての楽曲においてこの部分がしっかりと考慮されているんです!
裏方にまわっても、表に出てきても楽しい、充実感のあるアレンジが揃っていますので安心してくださいね♪

そしてさっきから1人蚊帳の外で恨めしそうに見ているそこのバリトンさん。任せてください。メロディーはなくともめちゃくちゃオイシイ動き、ご用意しています☆

 

今回もみんなが楽しい、そんなアンサンブル譜になっていますので是非演奏してみてくださいね!

 

 

 

ちなみに……

今回の「燦燦」サックス4重奏、手前味噌ではありますが、モリススタッフからの評価がかなり高いです。笑


実はこの曲、アンサンブルにアレンジするのがとっっっっっても難しくて……涙
何度も心が折れかけたのですが、それでも何とか良いものを届けたい、まだできるはず、と悩みに悩み抜き、やっと完成でした。そんなこんなでかなり時間が掛かってしまったのですが、いざアレンジチェックに出してみたら(モリスでは必ずアレンジ担当のほかにもう1人、アレンジ内容のチェックを経てから本当の完成になります。このチェックで全てがひっくり返ることもあったりなかったり……笑)、

「これ、すごく良いよ」「かなりいいと思う」

な、泣けるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)頑張ってよかった………

普段はなかなか褒めてもらえることが無い&本当に大変だったのですごく嬉しかったです(笑)

 

 

 

という裏話なども交えつつ…実はなんとあともう少しでモリスも1周年!
早いですよね~~~ついこの間立ち上げたばかりかと思っていたのにもう1年経つみたいです。
ということで、アニバーサリー企画も準備してたり…♡しているので、是非楽しみにしていただけたら嬉しいです^ ^

 

 

 

それでは本日もありがとうございました。