飯能ドライブ旅 その2

 

みなさんこんにちは。

今日は前回の飯能ドライブ旅 後編です。

 

前回はメッツァビレッジでキュンキュンした後、アリサンカフェで美味しいごはんを食べ、河原でくつろいだところまで書きました。

 

次なる目的地こそが、今回の旅のメインスポット。埼玉が誇る肉のテーマパーク。

 

その名も

 

サイボク

 

 

以前たまたまテレビをつけていた時に特集されていてずっと気になっていたこのサイボク。なんでも、ただの直売所の枠にとどまらず、敷地内に広大なアスレチック広場があったり、さまざまなイベントを行っていたりとかなりエンタメ要素の強い、まさしくテーマパークであり、かつ県民の憩いの場でもあるとのこと。

全国的にみてもこんな畜産会社はなかなか無いと思うので、言うなればこのサイボクに行きたいがために、これを主軸に、今回のドライブを計画したようなものでした。

 

 

 

だったのですが……

 

 

 

 

 

 

正直な感想を言ってしまうと、思っていたより微妙、、、、、笑

自分の中で盛り上がりすぎていたのもあるかとは思うのですが、テーマパークというよりは道の駅のような印象。道の駅自体は好きなので(遠方へ出掛けた際などは必ず1箇所は立ち寄ります。地元ならではのものがたくさんあって楽しいですよね。)そこは問題ないのですが、イメージしていたものとかなり違っていたので拍子抜けしてしまいました(^^;

 

とはいえさすがの人気ぶり。着いたのが夕方の時間帯だったこともあってか、お土産屋さんではサイボクの看板商品、「ゴールデンポーク」を買い求める人たちで賑わっていました。お土産屋さんといっても、スーパーの食肉コーナーが大きくなったような雰囲気で、観光スポットというよりは地元の人に愛されるちょっと大きなお肉屋さんといった印象。扱っている商品も肩ロースのスライスや豚バラの切り落とし、しゃぶしゃぶや焼き肉のセットなど「今日の夜ご飯何にしようかな」的なラインアップで、私たちも流れに乗ってチャーシュー用に豚もも肉のブロックと、手土産用にソーセージを購入しました。

 

 

店を出て奥に進んでいくと、地元野菜の販売所や狭山茶の計り売りなどもあり、まさに道の駅。笑

また、ソーセージやハムの盛り合わせや肉まんなどの屋台もズラリと並んでおり、美味しそうな匂いの隣にはもちろんビールも。

お昼を食べたばかりだったので特にお腹が空いているわけではなかったのですが、行く手を阻む強烈な誘惑に勝てるはずもなく、あっさり完敗。全部美味しそうで何度もお店の前をうろついた挙句、迷いに迷いチョイスしたのは「豚足」。

「せっかくならお肉食べたい!」と、「そんなに重いのは入らないな…」の折衷案でしたが、まあこれが大正解。実は今回が豚足デビューだったのですが、ぷりっぷりのコラーゲンとほろほろに煮込まれたお肉部分、それぞれにしっかりと味が染みていて、ホントに日本人でヨカッタ~~のお味。もうこれ何時間煮込んだんだろう、といった感じで、絶対に家では作れない至高の一品でした。

 

しっかり味は染みているものの、どことなくポン酢を感じるさっぱり系なので、くどさもなく最後まで美味しく頂けます。

朝から出掛けて少し疲れが出ていた頃合いでしたが、外の気持ちの良い風と夕焼けを眺めながらのセンチメンタル豚足に、身も心もほっと一息、落ち着きました。

 

 

 

 

 

思っていたのとは違いましたが、しっかりサイボクを楽しんだ後、最後に向かったのは「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」。

メッツァではスルーしてしまいましたが、やはり旅の締めくくりはムーミンにお願いすることにしました。あけぼの公園では夜になるとライトアップされているらしく、日没を狙ってゆるゆると車を走らせ、着くころにはあたりもすっかり暗くなっていました。

 

 

駐車場から公園へ続く上り坂からもうすでに光のおもてなしが。可愛らしい石灯籠から漏れる優しい明かりに、ほっと心がほぐれます。

 

 

 

坂を上り切ると、目の前にはまるで本当のムーミンの世界のような景色が広がっていました。北欧テイストの個性的で可愛らしい建物が木々と調和し、なんだか懐かしいような不思議な気持ちにさせてくれます。いかにも作り込んだような感じもなく、素朴で居心地の良い場所でした。

 

 

敷地内には円形の多目的ホールのような場所もあり、壁にはムーミンのアートボードも。

 

 

 通常であれば各建物の中にも入ることができるらしいのですが、コロナ禍ということもあってか、今は締め切られていたので窓から中をのぞき込むことしかできませんでした。落ち着いたころにまた遊びに行ってみたいです。

 

 

 

 

 

 

ということで、今回の飯能ドライブ旅は以上となります。

行きたいところにも行けて、美味しいごはんも食べられて、思う存分リフレッシュすることができました。天気が良かったというのも大きかったですね。

 

気合を入れて行くような大々的な観光地ももちろん気になりますが、こういったローカル旅も大好きなので、また時間を見つけてドライブを楽しみたいなと思います。

 

 

それでは本日もお付き合いありがとうございました。

 

 

 

モリスカンパニー

Hami